こんにちは。うさこです。
新年が始まって早くも1か月が過ぎようとしていますね。

 

先日、娘と『海岸清掃団体ウキブイ』主催(茅ヶ崎市後援)のビーチクリーンに参加してきました。
茅ヶ崎海岸は一見きれいに見えますが、砂浜に行き足元を見ると、小さなマイクロプラスチックがたくさんあることに気が付きます。子どもが小さい頃は、よくビーチグラスを拾いに海岸へ行ってましたが、今ではビーチグラスよりマイクロプラスチックを目にすることが多くなったなと改めて実感しました。

 IMG 1610  炭s 

 カラフルなものはマイクロプラスチックです        炭も自然にかえりません

多くの方は、海岸のごみは来遊客が置いて行ったものと思われがちですが、実はそれは3割ほどです。実際は、海岸のごみの約7割は川から流れついたものと言われています。また、プラスチックごみの量は年々増え続けており、2050年までには魚の重量より海中のプラスチックの重量が超えてしまうと予想されています。

 割合     ごみ

では皆さん、そのごみは、もともとはどこのごみだと思いますか?


街中でポイ捨てされたごみやたばこの吸い殻、ごみ箱からあふれ落ちたごみや缶、ビン、ペットボトルなど、雨や風によって道路側溝に落ち、下水道を通って川へ流れ、やがて海へたどり着きます。海に流れたプラスチックは強い紫外線にあたり、風や波などで劣化し、もろくなり小さくなっていきます。プラスチックは自然にかえりません。砂浜にあるマイクロプラスチックを拾っても拾っても減ることはなく、全てを拾うことは不可能です。
そうは言っても、プラスチックは軽くてとても便利なものです。プラスチックを完全になくすことはできませんが、根本的な解決をするためには、一人ひとりが意識して、プラスチック製品とうまく付き合いながら減らしていくこと、ごみを減らすことが大切だと思います。


未来を担う子どもたちのためにも、茅ヶ崎市の魅力のひとつである美しい茅ヶ崎海岸を皆さんの手で守っていきませんか。

 

 ビーチクリーンをする方へ

茅ヶ崎市では、ビーチクリーンで使うボランティア清掃用ごみ袋を無料で配布しています。トングやふるいなどの貸し出しも行っております。(環境部環境保全課)https://www.city.chigasaki.kanagawa.jp/kankyo/eiseibika/1003586.html
また、茅ヶ崎市汐見台にある公益財団法人かながわ海岸美化財団でもボランティア清掃用ごみ袋を無料で配布しております。

ビーチクリーンを行う際には是非ご利用ください。

いちばんのごみ拾い出典:公益財団法人かながわ海岸美化財団 https://www.bikazaidan.or.jp/