みどりのカーテンとは
みどりのカーテンとは夏に南側の窓にツル性植物(ゴーヤ、アサガオ、フウセンカズラ、ヘチマ等)をネットなどにはわせて育てたものをいいます。
みどりのカーテンの効果
・葉の十分茂ったみどりのカーテンは、日射の熱エネルギー80%カットする遮光効果があります。
・植物も葉からたくさんの水分を蒸発させて(葉の蒸散作用)家の周りの表面温度を抑え、体感的に涼しく感じ、視覚的にも人に涼しさをもたらします。
・エアコンの温度設定を見直すことで、節電やCO2削減に効果があります。
また、みどりのカーテンを育てた市民の方からは、「ゴーヤは食べることもできるから一石二鳥です」とのご感想を複数いただいています。
みどりのカーテンの作り方
ここでは、ポットからプランターへの植え替えからカーテンを作るまでの流れを紹介します。
①プランターに移す
ポットの底から根が出てきたら移し時です。
根を傷つけないように土ごとプランターに植え替えます。
②誘引する
成長初期にはネットにつるがうまくからむように誘引してあげます。子づるや孫づるは細くて柔らかいので丁寧に広げるようにネットにからめます。
ネットからはみだした茎は切ってもかまいません。
③摘心する
みどりのカーテンの親づる(一番太い中心の茎)が1mくらいまでに達するまでに、親づるの先を2~3cm切ることを繰り返します。そうすることで。子づる、孫づるが元気に成長し、面を作ります。
④水をやる
ゴーヤは根から多量の水分を吸い上げるので、晴天の日は1日1回、朝か夕方にたっぷり与えます。
プランター植えの場合は、下の穴から水が出てくるまで十分に与えてください。
⑤防虫する
市販の植物保護液、活力剤が最適です。
⑥追肥する
固形の化学肥料を花が咲いて結実の頃から1か月に1回与えましょう。
液体肥料の場合は1週間に一度、水やりの水の代わりに与えます。
液体肥料の希釈基準は製品の用法に従ってください。
⑦ゴーヤの収穫
引用:環境省「グリーンカーテンプロジェクトHP」
みどりのカーテン投稿写真紹介
ちがさきエコネットでは、市民の皆様からご自宅で育てられたみどりのカーテンの写真と感想を募集しました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募いただいた写真と感想をまとめていますので、ご覧ください。