こんにちは、そらです。

今年もさくらの季節がやってきました。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で遠くに行くことはできないので、近所の公園のさくらでも見に行ってみようかと、今から楽しみにしています。

ところで、さくらの開花は以前より早くなっているのではと感じる方もいるのではないでしょうか。

気象庁の公開データを調べてみたところ、2021年は、1953年の統計開始以来、東京では最も早い記録であり3月14日に開花していました。これは平年に比べると12日早かったとのことです。今年は3月24日頃となっていますので、平年並みとなりますので、入学シーズンには見ごろになるかもしれません。

気象庁に、『さくらの開花日の変化』というページがあります。これによると、4月1日までに開花するところは、1956 年~1985 年の平年値では三浦半島から紀伊半島にかけての本州の太平洋沿岸と四国、中国地方でしたが、1991 年~2020 年の平年値では関東地方北部から北陸西部まで北上するようになっており、寒い地域でも開花が早まっていることが分かります。

20220304

出典:気象庁ホームページ
https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p09.html

あと何十年もすると、3月上旬にさくらが咲いたりするのかもしれません。そうすると入学式シーズンに満開のさくらを見ることができるのは、東北や北海道といったことになるのかもしれませんね。

さくらの風景を未来に残すためにも、地球温暖化に対して一人ひとりが何ができるかを考えてみたいですね。