最近よく聞く「サステナブル」という言葉。
テレビや商品の広告などでよく言われている言葉ではないでしょうか。
昔から「エコ」という言葉はありましたが、それらの違いって何だろう?と思う方も多いのではないでしょうか。
今回は、「サステナブル」と「エコ」の違いを簡単にご紹介します。
まず、「サステナブル」、日本語に訳すと、「持続可能である」という意味です。
地球の環境を保全しつつ、限りある資源を大切に使い、持続が可能な開発をすることです。
つまり、今の地球環境や暮らしを維持しながら、将来世代も豊かに暮らすことができる状態のことをいいます。
環境省のこども白書に分かりやすいイラストが掲載されていました。
流しそうめんをする時にはそれぞれが次の人のことを考えて食べる必要がありますね!
出典:環境省 こども環境白書2019 年
次に「エコ」、エコバッグやエコ活動など、こちらも昔からよく聞く言葉です。
調べてみると、もともとはエコロジーという言葉からきているようです。
エコロジーを日本語に訳すと、「生態学」という意味で、生物の生活や環境との関係を表しており、
一般には「環境によい又は環境に配慮した」という意味で使われることが多くなっています。
「サステナブル」「エコ」どちらも地球環境を大事にするという点では同じ意味かもしれませんが、
「サステナブル=持続可能であること」「エコ=環境に配慮していること」、そんな使い分けができるのではないでしょうか。
ちなみに調べてみると、「サステナブルなエコバッグ」という商品もあり、
レジ袋削減など環境に配慮したエコバッグの素材がもともと捨てられていた
ブルーシートやお米の袋から作られているものもあるようです。
意外と身近なところでも、そのような商品が売られているかもしれません。
私も買い物をする際には、価格だけではなく環境の面も考えてみたいと思います。