最初に訪れたのは小田原にある株式会社鈴廣蒲鉾本店様。同社はかまぼこで有名ですが、エネルギーの地産地消やSDGsなどにも積極的に取り組んでいる会社です。 鈴木副社長からは「なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか?」と題して御講演をいただきました。
地中熱を活用した設備では夏は冷たく、冬は暖かい空気を得ることが可能になるとのことです。
自然採光を取り入れた設備では、とても明るく参加者の皆さま驚いていました!
次に見学に訪れたのは株式会社タツノ様。同社はガソリンスタンドなどで使われているガソリン計量器のメーカーとして国内トップシェアを誇っています。 まずは、同社の取り組みや水素自動車について説明をしていただきました!
ショールームではガソリンスタンドや給油機の環境配慮の仕組みなど、タツノ様の環境配慮の姿勢を感じることができました
燃料電池自動車の中を見ることができました!静かなエンジンに参加者の方も驚いていました。次世代のエネルギーとして期待されている水素は身近なところまできているかもしれません!
なかなか見ることのできない水素フォークリフト!稼動時にCO2を排出ださない未来のフォークリフトです。
最後に集合写真をパチリ!!バスツアーへの参加ありがとうございました!

 11月6日(水曜日)に 藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町の2市1町で構成する湘南広域都市行政協議会広域環境部会(湘南エコウェーブ)事業として、「秋の環境バスツアー」を開催しました。

 このバスツアーは環境に関して先進的な取組をしている企業を見学し、地球環境問題に関心を高め、環境について自分ができること考えてもらうことを目的としています。

 今回のバスツアーには、参加者総勢38人の内12人が茅ヶ崎市から参加し、かまぼこの老舗である鈴廣かまぼこ株式会社(小田原市)とガソリン計量機メーカーの株式会社タツノ横浜工場(横浜市)へ見学に行きました。

 当日は天気もよく、和気あいあいとした雰囲気の中、はじめに訪れた鈴廣かまぼこでは、鈴木副社長による講演が行われました。「なぜ、かまぼこ屋がエネルギーのことを考えたのか」と題して、鈴廣の再生可能エネルギーの地産地消の取り組みや地域活性化のお話をしていただきました。未来のために企業として地域で何ができるかを考えた方のお言葉には、とても説得力がありました。また、施設の見学では、ゼロ・エネルギーを目指したという本社ビルの中の設備や屋上に設置された太陽光発電設備など、普段見ることのできない施設を見学しました。

 次に訪れたタツノ横浜工場では、ガソリン給油機の仕組みや次世代エネルギーである水素の充填装置などを見学しました。ガソリン給油機の説明では、気化してしまうガソリンを回収する技術など、環境に配慮した技術開発の姿勢を感じることができました。また、次世代のエネルギーとして期待されている水素では、実際に水素自動車を見てもらい、水素で車が動く仕組みなどの説明を受け、環境に優しいエネルギーとして水素が注目されていることを理解しました。

 今回のバスツアー終了後には、参加者の方から「私も何か行動しなければいけないと思いました」や「参加できてよかった」といった連絡をいただき、環境を意識していただく機会に少しでもお力になれたのではと感じました。

 また来年も環境バスツアーを実施する予定ですので、皆さまも是非ご参加ください。