まずは「エコ・クッキング」について学びました。
みなさん真剣な表情で話に耳を傾けていました。竜くんによるトークショーは多くの子どもたちが夢中になっていました
「食」と「環境」の深い関係を学びました。
皆で協力し合い、エコ・クッキングの実践です。
土鍋をバスタオルで包んで余熱調理。 ゆっくりと熱が入りお肉が柔らかく仕上がり、エネルギーも使いません。
お料理完成!
「美味しい!」とあちらこちらから声が聞こえてきました。
水、ガス使用量測定器で各班の使用量を測定。
 地球温暖化防止のため日々の暮らしの中からできる取り組みを進めていただくため、毎日欠かせない「食」を通して環境について考える「エコ・クッキング」教室を東京ガス㈱神奈川西支店のご協力をいただき、最新機器が導入された東京ガス横浜ショールームで開催しました。
 今回は、茅ヶ崎市地球温暖化対策ポータルサイト「ちがさきエコネット」にご登録いただき、お申し込みいただいた18名の方にご参加いただきました。
 当日の朝市役所からマイクロバスに乗り込みいざ出発。渋滞もなく順調に移動でき、1時間ほどで、東京ガス横浜ショールームのあるマークイズみなとみらいに到着しました。早速4階にあるクッキングスタジオへ向かいました。
 最初に、東京ガス㈱神奈川西支店副支店長の挨拶の後エコ・クッキング教室が開始しました。まず、エコ・クッキングとは何か、買い物、調理、食事、片付けのそれぞれのポイントの紹介とどのような効果があるのかのお話があり、みなさんメモを取るなど真剣な表情で話に耳を傾けていました。例えば食材は旬の物を選ぶことで燃料費の節約になること、調理の際に炎が鍋底から出ないように火力を調整したり、余熱調理をすることでエネルギーの削減になること、皮ごと又は芯まで食べられるものは丸ごと食べることで可食部が10%増えること、食べ終わった皿は古布等でふき取ることで、水を汚さず節水にも繋がること、などのポイントを教わりました。このエコ・クッキングの教育を受けて実践することで、教育を受ける前に比べ2~3ヵ月後には約50%もエネルギー使用量等を削減することができるという結果が出ているということです。「食」と「環境」は、実は関係が深いことを学びました。
 エコ・クッキングについて学んだ後は、今日作るメニューについて、エコな視点も交えたデモンストレーションを受け、班ごとに別れていざ調理開始。大根の皮を剥かずに利用したり、土鍋を使った「余熱調理」、茹で物に使ったお鍋と湯を蒸し物にも利用する「段取り調理」、グリルで3品を同時に加熱する「同時調理」など、省エネルギーに繋がる調理法を実践しました。洗い物の際には汚れを取り除く、洗い桶を利用するなど節水に心がけました。
 班のメンバーで協力し合って40分ほどでお料理が完成。スタジオが美味しそうな香りに包まれました。お料理をお皿に盛り付け、皆でいただきました。「美味しいですね。」「家でも作ってみたいです。」など、みなさんから笑顔がこぼれました。