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　今年の４月１日より始まった電力小売全面自由化で、誰もが電力の購入先について自由に選ぶことが出来るようになりました。これを受けて、電力会社を選ぶとはどういうことか、また、日々使っている電気やエネルギーについて改めて考えていただく機会として、２市１町（茅ヶ崎市、藤沢市、寒川町）湘南エコウェーブ主催で「電力自由化講演会」を開催しました。
　講演会は２部形式で行い、第１部は、経済産業省電力・ガス取引監視等委員会の青柳様から「電力小売全面自由化について」というテーマで電力自由化の制度の内容などについて、また、東京大学教養学部の松本真由美客員准教授から「環境面から考える電力小売全面自由化」というテーマで電力自由化は再生可能エネルギーの普及拡大につながることなどについて講演していただき、終了後は来場者から多くの質問が挙がりました。
　第２部は、小売電気事業者５社（東京電力エナジーパートナー㈱、東京ガス㈱、㈱ジェイコム湘南　湘南局、みんな電力㈱、湘南電力㈱）と松本先生によるパネルディスカッション「小売自由化後の電気の選び方のポイント」を開催し、各事業者より自社のセールスポイントや環境活動への取り組み状況などを熱く語っていただきました。
　パネルディスカッション終了後は、参加した小売事業者５社による相談会が開催され、盛況のうちに講演会は終了しました。

　電力小売全面自由化後の電力会社切り替え件数は１００万件を突破し、６月３日時点で約１０６万件、うち東京電力管内が最多で約６６万件となっています。
　皆さんもこれを機に、電力の購入先について、そしてご自宅で使っている電気に無駄がないかもう一度見直してみませんか。