こんにちは、まなです。
ここ数日気温の変化が激しいですね。2月20日は東京で最高気温23.7℃となり初夏のようでしたが、21日には一転して8℃まで下がったそうです。
今日は、「オゾン層数十年後には回復の可能性」という記事を見たので、それについて書かせていただきます。
学生時代、教科書で「オゾン層の破壊が進んでいる」と習った方も多いのではないでしょうか。私もオゾン層は減り続けているものだと思っていました。
ところが、記事によると次のように書かれていました。
①フロンは1928年にアメリカで開発されたフッ素などを含む化学物質で、エアコンや冷蔵庫の冷媒、スプレーのガスなどに世界中で使用されてきた。安定した性質で人体にも無害だとして当時は「夢の化学物質」とも呼ばれてたが、実はそれがオゾン層を破壊し間接的に私たちの健康を脅かすものだった。
⇒②1987年に「モントリオール議定書」という国際ルールができて、「特定フロン」と呼ばれる物質は世界的に生産などが規制され始めた。対策によって、フロン等の排出量は1990年頃から大幅に削減されてきた。
⇒③最新報告は「オゾン層は回復軌道に乗っている」としつつも、それがオゾンホールが見つかる前の1980年のレベルまで回復するのは、世界の多くの地域で2040年頃まで、そして南極では2066年頃になると予測。
なんと、既に大気中に出てしまったフロンの影響は長く続くが、徐々に回復傾向にあるとのことでした。
また、フロンはオゾン層を破壊するだけでなく二酸化炭素の何百倍何千倍もの温室効果を持つ物質であり、フロン規制はそれを行っていなかった場合に比べ、世界の気温上昇を0.5℃~1℃分抑えられると見積もられているとも書かれていました。
オゾン層が減っているものだと思い込んでいた私にとっては、朗報であり、暗いニュースが続く中、オゾン層回復の見通しについて明るいニュースだと思い書かせていただきました。
スケールの大きな話となりますが、世界規模の環境問題に対して各国が取組んだ結果だと思います。現在は、地球温暖化(沸騰化)、カーボンニュートラルが緊急の環境問題の課題として取り上げられていますが、同様に皆で協力して乗り越えられればと思います。