12月18日(土)、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町で進める地球温暖化対策「湘南エコウェーブ」では、「気象キャスターと考える地球温暖化~なぜ「カーボンニュートラル」なのか~」をテーマに、テレビでおなじみの気象予報士の水越祐一さんを講師に招きオンラインでの講演会を開催しました。
講演会では、気象予報での雲の見方や、地球温暖化対策をしない場合に今世紀末の地球の気温が4.4℃上昇するが、対策した場合は1.5℃の上昇に留まることなど、クイズを交えながら、分かりやすい内容で講演いただきました。
気候変動の影響で、近年では大規模な災害が以前に比べて頻繁に起こっていることから、「マイ・タイムライン」を作って、家族であらかじめ話し合っておくことや、気象庁のキキクル(危険度分布)を見て、自分が今いる場所が安全な場所なのか確認しておくことが重要との紹介がありました。
「自分だけは大丈夫」とは絶対に思わず、日頃からハザードマップを見ておくなど、自分ごととして考え、心構えをもっておくことが重要と聞き、あらためて防災意識について考えさせられました。
最後に、日本の気候変動についての将来予測をまとめた「日本の気候変動2020」の紹介がありました。詳細に知りたい方はぜひご覧ください。
今後もこのような講演会の開催を予定していますので、皆さまの御参加をお待ちしております。
(水越さんから御紹介のあった参考となるHP)
マイ・タイムライン(国土交通省)
キキクル(危険度分布)(気象庁)
日本の気候変動2020(気象庁)