環境市民会議ちがさきエコワークの環境まちづくり部会と市の共催で毎回好評の環境市民講座「環境保全型農業と地産地消」を10月3日に開催しました。当日は久しぶりの夏日。汗ばむ陽気の中、萩園ファームで環境にやさしい農業に取り組んでいる高橋久雄さんから農薬を使わない農法や赤色ネットの説明をしていただいた後、22名の参加者全員で小松菜の収穫を体験しました。
場所を鶴嶺東コミセンに移し、いよいよ収穫した小松菜を使って小松菜パスタづくりの始まりです。料理はもちろん環境にやさしいエコ・クッキング。小松菜を流水でザブザブ洗うのではなく、貯めた水の中に浸せば土や汚れが落ちやすくなり水のエコに繋がることなどに皆さん積極的にチャレンジしました。これ以上ない鮮度の小松菜パスタは、高橋さんが丹精こめて作られた新鮮野菜のおいしさを存分に伝えてくれました。おいしい料理をいただいた後は、高橋さんを囲んで日頃の農業のお話などを伺う楽しいひととき、地産地消に積極的に取り組んでいる農業水産課からは地産地消のイベント紹介などもあり、農家の皆さんの意気込みや茅ヶ崎の農業を学ぶよい機会となりました。
午後の3時間、暑い中でしたが参加者のみなさんにはとても楽しく参加していただけたようでした。この講座をきっかけに、環境にやさしい農業、地産地消への理解が広がり、私たちがいつでも安心安全なそして実は省エネな食材を手に入れることができる環境が広がることを望むばかりです。
環境市民会議ちがさきエコワークでは12月6日(土)13時30分から勤労市民会館で地球温暖化に関する環境市民講座を行います。当日は、ドキュメント映画で大自然の雄大さをご覧いただき、環境カウンセラーが講師となり地球温暖化の影響などの講演を予定しております。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。