4月15日(月曜日)、市役所で民間企業向け講演会~気候変動対策について~を開催しました。
講演会では、環境省関東地方環境事務所 環境対策課 地域適応推進専門官 川原 博満氏を講師に招き、なぜ脱炭素を意識した経営が必要なのか、また、企業が脱炭素を進めることによる様々なメリットなどを解説しました。
当日は、20社以上の市内事業者の方々が参加し、世界の目標である「平均気温の上昇を1.5度未満に抑えること」に向けた企業の様々な取組を学びました。
また、気候変動による大雨や熱中症は、自社はもちろん、顧客先や仕入先まで影響を与えるため「仕入先が洪水被害にあった時に備え、仕入先を複数用意しておく」「自社の従業員を熱中症から守る労働環境を整える」など、リスクに対して備え、事業が継続できるよう適応策を考える必要性もあわせて学びました。
温室効果ガス実質ゼロのカーボンニュートラルの実現のためには、事業者など様々な立場の皆さまと脱炭素の環を広げる必要性があります。今後も、市民・事業者の皆さまと一丸となって気候変動対策に取り組んで参ります。