こんにちは、キリンです。

 今回は、ペーパーレス化について少し考えたいと思います。
 数年前までは、職場で使う資料や書類は紙、かみ、カミ、でしたが、
コロナ禍でのリモート会議やリモート勤務も追い風となり、
ノートPCやタブレットを活用して、紙媒体だったものが、
だんだん電子化されるようになってきました。
もちろん、まだ紙媒体のものも多々ありますが…。
 
 私生活においても、一昔前までは紙だったものの、
スマホやタブレットなどの電子機器の普及やデジタル化に伴うペーパーレス化が進み、
「色々なものが電子化されたな~」と感じています。
例えば、新聞もデジタル版があったり、クレジットカードの利用明細や電力検針票もWEBでの確認、
電車に乗るときも大半の人はスイカやパスモなどの交通系ICカードを利用していたりなどなど。
先日、交通系ICカードを持ち合わせず電車に乗る機会があり、
切符を購入して電車に乗ったのですが、
切符の券売機が数台しかなければ、切符で通れる改札も限られていていることに気づき、
私たちの生活で使われてきた紙が確実に減りつつあることを実感するとともに、
リズミカルに切符を切る駅員さんがいた頃を懐かしくも思いました。
 
 これまでの生活を支え、便利な面もある「紙」=「悪」というものではありませんが、
紙の大量消費は、資源となる森林の伐採や、不要な紙の焼却処分による二酸化炭素の排出を招き、
地球温暖化や環境負荷へとつながっていきます。
そのため、できる限り環境負荷の少ない紙の消費をするとともに、ペーパーレス化を推進することは、
私たちが身近にできる環境活動だと思います。
一方で、適切な電子機器の利用により電力消費を抑えないと、
不要な電力消費に伴う環境負荷につながってしまうため
「ただペーパーレス化をすれば良い」といったことでもない訳です。
 
 私も、電子媒体で事足りるものであれば、
ペーパーレス化を積極的に取り入れるようにはしているのですが、
年齢とともに電子機器をうまく使いこなせなかったり、
液晶を見る機会が増えた影響なのか老眼の進みが早くなったりとか…
逆に自らの行動が、環境や自分の身体に負荷をかけているのではないか?と思ったりすることもあります。
 
 しかしながら、世の流れはペーパーレスとデジタル化。
時代の流れに取り残されて、環境負荷をかける人間にはならないように、
日々精進していきたいと思います。

ペーパーレスイラスト