こんにちは、初めまして。キリンと申します。
今年の4月に環境政策課に異動してきたため、初のブログ投稿となりますのでよろしくお願いします。
さて、新メンバー紹介の際にお話ししましたが、私の趣味の一つは釣りです。
天気の良い日に、余計なことは考えず、時間の許す限り釣り糸をたらす…。あまりお金もかからず、魚が釣れても釣れなくても、のんびりと過ごすことができる至福の時間です。もちろん、魚が釣れるに越したことはありませんが…。
ただ、そんな中でも、時として不快で悲しい気分になることも…。それは、釣り人が残していったと思われるゴミです。
仕掛けを変えた際に、そのまま置き忘れていったと思われる糸や針ならまだしも、あきらかに投棄していったと思われる絡まった糸や、時には食後に捨てたと思われる袋や空き缶が…。
世界中では毎年800万トン(ジャンボジェット機5万機相当)の海洋ゴミが発生しているそうで、その半分以上を占めているのがプラスチックだそうです。
そんな、プラスチックを含めた海洋ゴミが、世界中では現在約1憶5,000万トンに達しているとも言われ、2050年には魚よりゴミの量が多い海になるとも言われています。
これもまた、なんだか悲しい未来じゃありませんか?
そんな悲しい未来が少しでも変われば…
魚が釣れず不完全燃焼での家路が少しでも変われば…
そんな思いから、魚が釣れても釣れなくても、釣りに行ったときはその場で目についたゴミをできるだけ回収するようにしています。
そうすることで、魚が釣れなかったときなんかは、充実感と「少しは自然環境を保全できたかな…、良いことをしたから次は釣れるかな…」と未来の自然と釣果への期待感にもつながるので。
本来ならば、釣り場にゴミがなく、毎回魚が釣れるのが一番良いんですけどね…。