この冬すぐにできる!エアコンのかしこい使い方
朝晩の冷え込みが厳しくなるこの時期には、エアコン暖房を使用することが多くなります。今回は、すぐにできるエアコン暖房使用時の工夫を4つ紹介します。
【POINT1】エアコンの風は下向きに
エアコン暖房をしても、暖かい空気は軽いので上に舞い上がってしまいます。エアコン暖房の風は、下向き・強にすることで、部屋全体がムラなく暖まりやすくなります。
【POINT2】室内の暖かい空気を循環させる
扇風機(サーキュレーター)は、強風モードでもエアコンに比べ消費電力は小さいので、天井に向けて使用し、天井にたまりがちな暖気を扇風機で循環させることで、エアコンの暖房効率が上がります。
なお、冬の暖房時の室温を1℃下げた場合、年間で53.08kWhの省エネ、約1430円の電気代が節約できるとされています。(※)
【省エネ性能カタログ2019年版】
https://seihinjyoho.go.jp/frontguide/catdl.html
(※)冬の暖房時:外気温度6℃、エアコン(2.2kWh)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
【POINT3】カーテンやブラインドを閉めて
日射がない時間に部屋を暖める場合は、カーテンやブラインドを閉めて窓から冷気が入ってくるのを防ぎましょう。
高気密高断熱住宅で試験をしたところ、厚手のカーテンをした場合は、カーテンをしなかった場合に比べて消費電力量が12~17%削減されます。(※)
(※)東京電力ホールディングス「冬の電気の上手な使い方」
http://www.tepco.co.jp/setsuden/winter/index-j.html
【POINT4】室外機の周りは風通しをよく
室外機は周りの外気を吸いこんで、吹出すことで熱交換をしています。
室外機は風通しの良い場所に設置して、周囲はきちんと整理すると、暖房効果が高まり、電気のムダを省けます。
ウォームビズやエアコン暖房の省エネ・節約術について、さらに詳細な情報は下記をご参照ください。
【ウォームビズ(WARM BIZ)(環境省HP)】
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/about/
【エアコン暖房の省エネ・節約術(環境省HP)】
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/warmbiz/info/20161116/